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◆2005年10月22日 現場から:少子化社会の新しい価値観 /神奈川
現場から:少子化社会の新しい価値観 /神奈川 【MSN-Mainichi INTERACTIVE】
「2人の子供を持つ」を枕詞に3候補が口を開けば「子育て支援・少子化対策」の参院補選。仕事と家庭を両立させた経験を大義に、子育て政策の充実が少子化社会を建て直すと主張する
▼「少子化は若い人が結婚しない、しても遅い。夫婦に子供が生まれない、生まないから」と某候補。哲学問答のようだ。この候補は保育所待機児童の解消を対策に挙げる
▼少子化は何が問題なのか。高齢化社会を支える若い世代の負担増、社会活力が失われ、経済大国ニッポンの競争力が落ちる……
▼子供なし未婚26歳。まさに問題視されている私にも、なぜ自分が未婚なのかはわからない。「生まれない」時代に「育てる」対策を訴える姿が、問題の本質からずれている気がしてしょうがない
▼生まれないのだ。少子化を憂えて「産めよ増やせよ」と唱えるよりも、この現象を正面から受け止めた新しい価値観の構築も、考えてみてはどうか。【稲田佳代】
毎日新聞 2005年10月22日


