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◆2005年11月12日 学校災害共済:医療給付、200万件超す 少子化でも、けが増加−−04年度
学校災害共済:医療給付、200万件超す 少子化でも、けが増加−−04年度 【MSN-Mainichi INTERACTIVE】
学校管理下で事故などに遭った児童、生徒への「災害共済給付」制度の医療費給付件数が04年度、205万件に達したことが、独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(東京都)の調査で分かった。1960年の制度創設以来200万件を突破したのは初めて。少子化を背景に、死亡や障害に伴う見舞金件数が減る一方、医療費は増加し「学校でのけが」が増えていることを裏付けた形だ。専門家は「抜本対策が取られないまま事故が多発している」と警鐘を鳴らしている。
制度は同センターが運営。加入数は園児や児童、生徒計約1868万人(04年度)。授業中や登下校中、部活動などの事故や災害でけがをしたり病気の際に、治療費用などが総額5000円以上になる場合、医療費が給付される。このほか、死亡見舞金、障害見舞金などがある。
掛け金は保護者と学校設置者(市町村など)が負担しており、金額は学校の種類や地域によって差があるが、年間20〜1880円。
同センターによると、医療費の給付件数は、60年の創設からほぼ増え続け、77年度に107万8000件と100万件を突破。04年度に205万2006件に達した。内訳は、小学校73万140件▽中学校70万6736件▽高校(全日制)49万2742件−−など。
一方、死亡見舞金のピークは83年度で295件、障害見舞金は81年度で1626件。「少子化による加入者減を背景に」(同センター)減少傾向にあり、04年度にはそれぞれ92件と528件となった。【野倉恵】
毎日新聞 2005年11月12日 東京朝刊


