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◆2005年11月20日 ぜんそく:治療指針改訂版を発表 小児アレルギー学会
ぜんそく:治療指針改訂版を発表 小児アレルギー学会 【MSN-Mainichi INTERACTIVE】
日本小児アレルギー学会は20日、気管支ぜんそくなどの治療薬に広く使われている「テオフィリン」の乳幼児への投与は、慎重に行うよう定めた小児気管支ぜんそくの治療ガイドライン改訂版を発表した。服用した乳幼児が重いけいれんや脳症で死亡したり、知的障害が残ったなどとする症例報告を受けたもの。
テオフィリンは気管支を広げるほか、抗炎症作用もあり、国内では気管支ぜんそくや気管支炎の治療に使われている。一方、治療に効果が出る血中の濃度と副作用の出やすい濃度が近く、血中濃度を測りながらの投与が求められている。
改訂された治療指針は、小児ぜんそくの薬物療法を「基本治療」と「追加治療」に分け、テオフィリン投与は2歳未満の乳児には追加治療として慎重に検討するよう区分。2〜5歳の幼児も症状が重い場合を除いて追加治療とし、テオフィリン投与が最優先でないことを明確にした。
また、小児ぜんそく治療に精通した医師が投与することや、乳児に対して血中濃度を急激に上げる座薬を使わないことなどを定めた。
ガイドライン委員長の森川昭広・群馬大大学院教授は「不適切な使い方が多く、注意喚起のために見直した」としている。【川口裕之】
毎日新聞 2005年11月20日 20時06分


