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◆2006年03月06日 生活習慣病:予防に体を動かそう 「床掃除20分」などを1個とし、1日3個分目標
◇厚労省が基準案
1日に最低これぐらい体を動かせば生活習慣病の予防につながるという基準案を、厚生労働省がまとめた。「床掃除20分」「買い物での自転車こぎ15分」など日常生活での活動を「1個」という単位に換算し、少なくとも1日3個分の活動を目標としている。今年度中にも最終決定し、国民に実行を呼びかける。
糖尿病や高血圧症など生活習慣病の予防には、日ごろの運動が有効だとされる。厚労省の検討会は、有効性を示した国内外の文献などを参考に基準案をまとめた。
例えば、会社員が休日に洗車を20分と庭いじりを30分すれば、3個を達成できる。1週間では、計23個分の活動が最低基準の運動量となる。
1個は普通に2000歩あるく運動量に相当する。日常生活の中では、意識されない軽い歩行が1日2000〜4000歩あるとされ、これに3個分を加えると、1日に1万歩の歩行をしたのと同等になる。体重60キロの人なら週に1450キロカロリーを消費できる計算だ。
一方、運動習慣のある人向けには、1週間に4個分の運動を生活に取り入れるよう勧めている。
こちらは、ボウリングなら20分で1個、卓球や太極拳なら15分で1個、テニスなら10分で1個など。厚労省の03年の調査では、週に4個分以上の運動習慣を持つ人は男性29%、女性24%だった。
同省生活習慣病対策室では「高齢になってから始めても健康に効果がある。いつ始めても遅くはない」と話している。【下桐実雅子】
毎日新聞 2006年3月6日 東京朝刊


