
ニュース > 04年人口動態:「できちゃった婚」急増 厚労省まとめ
◆2006年03月03日 04年人口動態:「できちゃった婚」急増 厚労省まとめ
厚生労働省は3日、合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の数に相当)が過去最低の1.29だった04年人口動態をさらに分析した特殊報告をまとめた。結婚前に妊娠する、いわゆる「できちゃった婚」で生まれた子供が全第1子に占める割合は26.7%で、80年の12.6%から2倍以上増えた。一方で、政府が出産を期待する第2次ベビーブーム(71〜74年)生まれの30〜33歳女性は50%前後が出産していないなど、晩産化や子供を産まない傾向に歯止めがかかっていない。
◇第2次ベビーブーム世代、半数出産せず
結婚前妊娠の割合は若いほど高く、15〜19歳は82.9%。20代の増加が著しく、20〜24歳で63.3%、25〜29歳で22.9%と、いずれも80年の3倍前後に達した。都道府県別では、(1)沖縄42.2%(2)佐賀35.6%が多く、逆に(1)滋賀、神奈川23.6%(2)兵庫23.9%の順に少ない。結婚前妊娠の割合が高い地域は出生率も高い傾向にある。
一方で、40歳で出産未経験の女性の割合は、53年生まれは10.2%だったが、64年生まれは22.3%で2倍以上に増えた。母親の出産時平均年齢は、81年が第1子26.5歳、第2子28.9歳だったが、04年はそれぞれ28.9歳、30.9歳と、後ろにずれ込んだ。
女性の平均初婚年齢の上昇も、88年の25.8歳から99年の26.8歳まで1歳上昇するのに11年かかったのに、04年の27.8歳までは5年で到達した。04年、30〜34歳の女性で結婚経験があるのは68.1%。00年比4.8ポイント減で、30代前半の未婚化が進んでいる。【吉田啓志】
毎日新聞 2006年3月3日 19時21分 (最終更新時間 3月3日 21時55分)


