
ニュース > 胃薬を陣痛促進剤に使用 新生児に脳障害と提訴へ
◆2006年03月02日 胃薬を陣痛促進剤に使用 新生児に脳障害と提訴へ
妊婦へ投与すると、流産の恐れがあると注意書きに記された胃かいようの治療薬「サイトテック」を陣痛促進剤に使われたため、生まれた長男(2つ)に脳障害が残ったとして、愛知県豊川市の両親が1日、同県豊橋市の医院「竹内産婦人科」の院長らに、総額約1億7500万円の損害賠償を求める訴えを起こすことを決めた。
3日、名古屋地裁豊橋支部に提訴する。
訴えによると、母親(28)は2003年11月、医院でサイトテックを陣痛促進剤として投与されて出産。長男は仮死状態で生まれ、別の病院に搬送されたが、呼吸障害による低酸素状態が続き、脳に障害が残った。
両親は、サイトテックの添付文書に「子宮を収縮させ流産を起こす恐れがある」と明記されていると指摘。医院には、胃かいようなどの治療薬として経口投与するサイトテックを膣内へ直接投与した過失があるとし、出産後も適切な処置をせず、約32時間、放置したと主張している。(共同通信)


